学校長挨拶

 富岡実業高校Webペ-ジにアクセスしていただき、ありがとうございます。

 本校は大正15年に小幡町立小幡実業補習学校農学部として地元有志の努力によって生まれました。その後、昭和18年には組合立の学校となり、昭和23年に群馬県立甘楽農業高校となり、昭和61年に新たに電子機械科が設置され、現在の富岡実業高校となりました。今年で創立98周年、卒業生は1万人を数え、地域産業の中心となって様々な分野で活躍しています。

 本校は県内で初めて農工両分野にわたるくくり募集を行い、現在、生物生産科、地域産業科、電子機械科の3学科を設置し、多くの生徒が学業や部活動等に充実した学校生活を過ごしています。

 「礼節・勤勉・友愛」の校訓のもと、正しい礼儀を身に付け、相手を思い、節度ある行動。社会の中での役割やつとめをしっかりと果たせるよう学び続け、努力を惜しまない姿勢。人と人の協力を重んじ、すべての人を思いやる心。これらの育成を目指し、生徒と教職員が力を合わせ、毎日の学習・部活動・生徒会活動等に取り組んでいます。

 また、本校ではこれからの産業の発展に貢献できる確かな専門性を身に付けるために校内はもとより、地域や大学等とも連携させていただき、様々な体験や挑戦の場を設けています。本校での教育活動を通してこれからの時代をたくましく生き抜く実践的な力、多様な人々と共に未来を切り拓き、築いていく力を育てていきます。

 今後においても地域社会を担う確かな人材を育成する学校づくりを推進してまいります。このWebペ-ジで本校の教育活動の一端をご覧いただき、ご理解・ご支援を賜れれば幸いです。

 中学生の皆さん、本校を見ていただければ自分の将来を切り拓き、地域社会に貢献できるヒントが見つかると思います。本校は販売会を実施したり、地域のイベント等にも参加しています。またオープンスクールの機会も設けています。是非、来校していただいて進路選択に役立てて欲しいと思います。

 

             群馬県立富岡実業高等学校長  須川 史子